偏光子colorPol® テクノロジー

CODIXX社の偏光子製品は、ソーダライムガラス基板の表面付近に同一方向に極性を揃えた扁長形の銀ナノ粒子形成する独自のcolorPol® テクノロジーをベースに開発・製造されています。銀ナノ粒子は、仕様設計にて設定される偏光特性と透過波長に基づき、高度なプラズモン吸収能力を発揮します。従って、偏光されてない光線はリニアに偏光され、既に偏光されている光線はその進行方向によりブロックされ、あるいはそのまま透過することになります。

透過波長帯域、消光比及び透過率は、複数の技術的な要素を操作することにより調整することができます。このようにフレキシブルなcolorPol® テクノロジーは、ユーザからの多様なスペクトル特性要求に対応する偏光子をカスタム生産することを可能にしています。

colorPol® 偏光子製品について

偏光子 colorPol® シリーズ共通仕様

colorPol® 偏光子シリーズは、高い消光比と高透過率とを両立させたダイクロイックガラスポラライザーです。
標準仕様品として、紫外域（UV）340～415nmから可視光域（VIS）、赤外域（IR)（440-5000nm）まで幅広い波長帯域に対応する製品を取り揃えております。
仕様に表示する波長帯域においては、消光比と透過率の最小値を保証しています。
偏光特性及び消光比は、お客さまの指定する波長帯域に合わせて調整可能です。偏光子の波長帯域、消光比及び透過率はカスタマイズ可能です。
選択されるcolorPol® 製品により異なりますが、偏光子の標準的な厚さは、0.2 mmから0.5 mm（+/-0.05）です。ユーザの仕様要件により、0.8~10 mm までの厚さに対応いたします。
すべての colorPol® 偏光子製品は、耐熱性（～400ºC）、耐UV性、耐薬品性、耐アルカリ性に優れ、広い許容入射角度（*/-20度）などの共通特性を持っています。
ガラスやシリコンと同様加工・取り扱いが容易で様々な形状に対応可能です。

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